責任とってくださいね!

と言う訳で、最近のSister Kのコミュから思いつくままにSSを書いてみました。
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(あずささんの歌番組の司会の仕事に付き添っているP。そんなときの出来事)

P「(おろおろしているあずさを見て)あずささん、どうしたんです?」
あずさ「いえ、リハーサル中に共演者の方からデートのお誘いを申し込まれて困っているんですぅ」
P「なるほどね。あずささん、美人だし、仕草も可愛いし、瞳も綺麗だからみんな言い寄ってくるんでしょうね」
あずさ「あら、そうなんですか?(照れ)」
P「えぇ、あずささんみたいな女性って男性から見て素敵だと思いますから」
あずさ「だと嬉しいんですけど‥‥でも、言い寄られるのも困るんですよね」
P「だったら、『恋人がいる』と言うことにして断ってしまえば良いんじゃないですか?」
あずさ「えっ?(顔を赤らめる)‥‥い、いいんですか?」
P「えぇ、そうすればうまい具合に断ることが出来ると思いますよ」
あずさ「(顔が赤いまま)で、では、今度からはそうしますから、その時は責任持ってくださいね」
テレビ番組AD「Sister Kさーん、リハーサル再開しますよー」
あずさ「は、はーい!(楽しそうに駆けていく)」
(本番終了後)
P「あずささん、お疲れ様」
あずさ「プロデューサーさんも、お疲れ様でした」
P「今日の司会進行、良かったですよ。もう、普段のあずささんとは思えないくらいにしっかりとしてて、見てて安心しました」
あずさ「プロデューサーさんにそういっていただけると嬉しいです」
P「あの後、言い寄られたりしませんでした?」
あずさ「あの後も何人かの方に言い寄られましたが、『恋人がいますので‥‥』といったら皆さん諦めてくれました」
P「それは良かったですね。じゃ、事務所に戻りましょうか」
あずさ「は、はい‥‥でも、その前にひとつ聞いて良いですか?」
P「はい?」
あずさ「(もじもじしながら)あ、あの‥‥。プロデューサーさんは今、お付き合いしている女性っているのでしょうか?」
P「あ、あぁ、いますよ。真に伊織にやよいに双海姉妹に‥‥」
あずさ「いえ、そういうお仕事でのお付き合いじゃなくて」
P「え?」
あずさ「(顔を赤らめて)ぷ、プライベートでお付き合いしている女性っているんですか?」
P「い、いませんけど‥‥」
あずさ「(安心して)そうですか、なら良かった」
P「それってどういうことですか?」
あずさ「わ、私、さっき言いませんでしたか?『その時は責任とってくださいね』って」
P「確かに言いましたね‥‥って、も、もしかして、責任取れ、って言うのは‥‥」
あずさ「(照れながら)はい、もし、プロデューサーさんさえ良ければ私の『運命の人』に‥‥なっていただけますか?」
P「えーっ?!」